かき氷について

氷について

氷 かき氷 かき氷を食べると、冷た過ぎて頭が痛くなるから嫌いという人もいますが、かき氷を美味しいと思う人でも、普通の喫茶店で冷たいジュースと一緒に入っているを美味しいと感じた事のある人は少ないと思います。
かき氷を作っている所を見たことがある人は分かると思いますが、かき氷氷屋さんから買ってくる大きな塊から削って作られています。逆に普通の喫茶店では製氷器で自動的に作られるを使用することが多いようです。



かき氷とは

かき氷とは氷を細かく雪状に削ってシロップをかけたり、さらにはトッピングを盛り付けたりして、自分でも楽しんで食べることのできる氷菓です。日本の夏の風物詩とも言える氷菓です。シロップとしてはイチゴ・メロン・レモン・みぞれが代表的で、トッピングとしてはコンデンスミルク・餡などがあり、組み合わせによってはさまざまなバリエーションが楽しめる氷菓です。

かき氷.gifそば屋でもコンビニエンスストアでも、かき氷を売っているお店には、氷と書かれたのぼりが出ています。こののぼりが出ていると夏を感じたくて、つい注文をしてしまいます。お祭りでは綿あめ・焼きそば・金魚すくいなどとともに、かき氷も欠かすことの出来ない露店のひとつといえます。









かき氷の種類

かき氷は多岐にわたっており、地域によっても呼び方や盛り付け方が異なっています。日本における代表的なかき氷の種類は以下のとおりです。

◆イチゴシロップ・メロンシロップ・レモンシロップ
イチゴシロップは赤、メロンシロップは緑、レモンシロップは黄色のシロップです。香料や着色料の違いだけで基本的には同じ成分のシロップです。中には果肉が入ったものも存在するそうです。

◆ブルーハワイ
青い色のシロップです。カクテルのブルーハワイをイメージするかき氷のシロップです。ファミリーレストランなどではトロピカルフルーツを盛る商品が見受けられます。

◆みぞれ
砂糖水。水と砂糖を煮詰めて出来たガムシロップをかけたものを言う。地方によって呼び方が異なり、「水(すい)」・「氷水(こおりすい)」「せんじ」と呼ばれることもある。

◆レインボー
いろいろな色のシロップをかけることにより、カラフルな見た目からレインボーと名づけたようである。いろいろな色・味が楽しめるが、最後に残った氷には想像もつかない色になるのが気になる・・・・

◆カルピス
カルピスなどの濃縮乳酸飲料をかけたもの。通常は水に薄めて飲むカルピスだが、かき氷にかけることにより水で薄めたときと同じような濃度になり、さっぱりした味わいが楽しめます。

◆コーヒー
濃くいれたコーヒーをかき氷にかけて食べる。ガムシロップや練乳とともにかけるが、ブラックのコーヒーがお好みの方はコーヒーのみでも楽しめます。

◆黒蜜
黒糖をお湯で溶かしたものをかけます。プリンのキャラメルのような味わいでかき氷が楽しめるシロップです。黒糖は体にも良いということですので、おすすめの一品です。

◆コンデンスミルク
練乳とも呼ばれています。これを単独でかけてかき氷を食べる方は少ないのではないでしょうか。主に他のシロップと併用してかけることが多いと思います。

◆アイスクリーム
アイスクリームの場合にも単独でのせて食べるということは少ないでしょう。他のシロップのかかったかき氷にトッピングとして乗せることのほうが多いようです。

◆宇治金時
抹茶・砂糖に水を加え泡立てたシロップをかき氷にかけて、あずきをのせたものです。つぶ餡とこし餡で、餡のかけかたに違いはあるようだが、個人のお好みでよいと思います。またこのシロップをみぞれにすると氷あずきというようになります。

◆あかふく氷
伊勢の夏の風物詩です。伊勢名物の赤福(餡と餅)に抹茶のシロップをかけたかき氷です。かき氷自体はボリュームがあり、また餅がおなかを膨らませますので食べ応えがあります。夏の暑い盛りには行列ができるほどの人気商品です。

◆しろくま
みかんやパイナップルなどの果物を盛り込み、あずきをのせて練乳をかけたかき氷。鹿児島県を中心とする南九州地域の名物かき氷です。コンビニやスーパー、通販でもこの盛り合わせのアイスが販売されています。

◆ハロハロ
餡・ナタデココ・アイスクリーム・果物など豊富なトッピングで盛り付けられたかき氷。コンビニエンスストアー「ミニストップ」でおなじみのかき氷です。



かき氷の作り方

作り方の一例を示しますが、これらシロップのかけ方や量は地域差があるので、ご了承ください。

あらかじめかき氷を入れる器を冷凍庫などで冷却しておく。 器にかき氷器を用いてかき氷を若干載せ、
シロップをレードル一杯分をかけます。 そしてかき氷器を用いてかき氷を盛ります。この時、器は斜めに満遍なく回転させ山盛りになるように盛りつけるのがポイントです。 さらにシロップを1-2杯程度かけて、 各種盛りつける果物や添え物などのいわゆるトッピングを載せれば完成です。
  



かき氷の食べ方の違いについて

かき氷の食べ方には関東と関西で若干の違いがあるようです。関東では器にシロップを入れておき、上から氷を削っていきます。氷の上方は白いままです。関西では氷の山の上からシロップをかけるそうです。この違いは「白い氷にシロップが下から染みてくる『間』を待つヤセガマンが江戸の粋に対してまず損得を考える商いの町、大阪ではすぐ美味しい合理性を取る」などという考え方もあるそうです。   
    
宇治金時やフラッペなど様々なバリエーションがありますが、九州南部の「白熊」は有名なかき氷です。

そのボリュームとデコレーションは豪快で修学旅行生にも大人気なかき氷です。特製ミルクやシロップがかかり、アンジェリカに干しブドウ、バナナ、チェリー、パインなどのフルーツや寒天がどっさりはいっています。「白熊」の名の由来は白い氷に乗った干しブドウが白熊の顔のように見えたからという説があるそうですが・・・・。かき氷にもいろいろな地方色があるようですね。

しかし近年、このような地方色がなくなりつつあるようです。交通網の発達や全国チェーン店の展開などにより、地方の文化・特色が全国区になるスピードが速くなってきているからと思われます。いい例が「恵方巻き」である。関東では馴染みのない習慣でありました。関西を中心に伝統化していた文化だが、CVSの大手チェーンがこぞって積極的に展開したため、節分の全国区になったと推測されます。

かき氷にも同じような傾向が出てきていると思われます。



氷屋ののぼりをデザインした人はだれ?

夏になるとよく見かける「氷」と白地に赤く染めこまれた、みなさんもおなじみの氷ののぼり。今の時代かき氷を販売するお店ではあたりまえのようにぶら下がっています。夏の風物詩のひとつといえるでしょう。この氷ののぼりはいつの時代から登場したものなのでしょうか?
中川嘉兵衛という人が幕末から何年も掛けて天然氷の採取販売の試行錯誤を重ねて、ようやく函館にて採氷に成功しました。官(今で言う国)の検査を受けて、品質のよい安全な氷を販売する許可が取れたのです。中川嘉兵衛が販売した天然氷には「天然氷」「函館氷」という文字と龍が舞う図柄がデザインされていたといわれています。この図柄は、「龍紋氷」と呼ばれ、基本型は販売店にかけられた看板で、今に伝わる氷字の下に水流模様の原型になったとみられています。これが氷ののぼりのはじまりといわれています。




かき氷、手作りシロップ

かき氷のシロップは、いまでこそ、様々な種類が販売されていますが、手作りのシロップもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?市販品では味わえない、おいしさを演出できるかもしれませんよ。

(材料)
 いちご 100g
 砂糖 100g
 水 カップ1/2
 レモン汁 1/3コ分

(作り方)
 1. いちごはヘタを取り除いて、粗くつぶしておく。
 2. 鍋に1と砂糖、水を入れて火にかけ、アクを除いて煮る。
 3. いちごの色が白く抜けてとろみが出てきたら、レモン汁を加え火を止める。
 4. こして容器に保存する。
 ※ レモン、メロン、スイカ、キウィ、オレンジなど、ほとんどの果物でいちごと同様に作れます。

(その他のおすすめシロップ)
 ・ しょうがシロップ
    しょうがのうす切りを水に入れ、2~3分煮てしょうがを取り出し、砂糖を加え煮つめる
 ・ しそシロップ
   赤じその葉を水で煮出し、葉を取り出した後に砂糖を加え煮つめる。
   火を消してレモン汁少々を
 ・ ミントシロップ
    作り方はしそシロップと同様
 ・ 紅茶シロップ
   濃いシロップ液を作り、アールグレーの葉を入れ一煮立ちさせてからこす




かき氷(その他)

日本かき氷協会が、かき氷の別名である夏氷の読みである「なつごおり」を
7, 2, 5 と語呂合わせして7月25日を夏氷の日として制定。