氷屋ののぼりをデザインした人はだれ?
夏になるとよく見かける「氷」と白地に赤く染めこまれた、みなさんもおなじみの氷ののぼり。今の時代かき氷を販売するお店ではあたりまえのようにぶら下がっています。夏の風物詩のひとつといえるでしょう。この氷ののぼりはいつの時代から登場したものなのでしょうか?
中川嘉兵衛という人が幕末から何年も掛けて天然氷の採取販売の試行錯誤を重ねて、ようやく函館にて採氷に成功しました。官(今で言う国)の検査を受けて、品質のよい安全な氷を販売する許可が取れたのです。中川嘉兵衛が販売した天然氷には「天然氷」「函館氷」という文字と龍が舞う図柄がデザインされていたといわれています。この図柄は、「龍紋氷」と呼ばれ、基本型は販売店にかけられた看板で、今に伝わる氷字の下に水流模様の原型になったとみられています。これが氷ののぼりのはじまりといわれています。